あなたは傘を使わないイギリス紳士?

皆さん、こんにちは!イギリス紳士とはどのようなイメージでしょうか?なんと言ってもジェントルマンですか?いいですねジェントルマン!なりたいですね!

イギリス紳士ってどこにいるのでしょうか?イギリスに沢山いそうですよね~

イギリスは雨が多いことで有名だそうです。雨は嫌ですね。梅雨は傘が手放せません。

 

 

イギリス紳士は傘をささなかった・・!?

前置きはこれくらいにしておきましょう。雨の多いイギリスに傘が持ち込まれたのは16~17世紀にかけて中国や日本のものが伝わったそうです。そのころから、「イギリス紳士も傘を使い始めたのか~」と思った人もいるかもしれませんが、紳士は傘など使いません。

傘はご婦人が使う印象が強く、1750年代にハンウェイという男がステッキの代わりに傘をさしてロンドンの町中を闊歩し始めたのを契機として紳士の間にも普及していったそうです。

それでも、傘は男性には好まれなかった。ハンウェイは人々に嘲笑されていたそうです。

なぜでしょうか?先ほども述べましたが、傘は女性が持つもので、「普通」紳士はささないからです。

 

もしも、私たちがイギリス紳士だったとして、この時代に傘をさすハンウェイに出会っていたら、彼を笑いものにしたのでしょうか?私たちも彼と一緒に傘をさしていたでしょうか?私は濡れたくないので彼から傘を買っていたかもしれません(笑)

 

皆さんはどうでしょうか?

ハンウェイはなぜ嘲笑されたのか。皆さんは、気付いたと思います。そうです。彼が、その時代のイギリス紳士とは異なった行動をしていたからです。

つまり、女性の持ち物を男性が持ち堂々と街中を歩くということです。今では「普通」のことが「普通」ではなかった、それだけで彼は、ばかにされたのです。

私たちは、「今、現在」の価値観と異なることをしている人を笑い、避けたがります。そして、私たちは大多数の人に合わせ、周囲の人に溶け込んで自分は「普通」だと主張するのです。

また、世の中には、「まともな人間とそうでない人間がいる」と一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?まず、この画面を見ている大多数の人は自分が前者であり、後者ではないと思っているのではないのでしょうか?つまり、自分は、「まともである」と思い込んでいるのではないですか?

本当に「まともな人間」なんているのでしょうか?「まとも」とは何なのでしょうか?

もっとありふれた言葉で言えば先ほどの「普通」がそれに代わるとします。

「皆のように普通にしなさい」と言われたことがある人もいるかもしれません。「普通」ってなんでしょうか?

 

集団が個性を殺す。。。

金子みすゞさんの「みんなちがって、みんないい」なんて本当に皆が思っていることでしょうか?自分だけ違うのが嫌だから孤立を嫌い、集団に紛れ「僕/私はみんなと同じだ」と主張しているのではないですか?同質性は悪くありませんし、周囲に合わせることが悪いと言っているわけではありません。私自身、集団で行動することを好む人間です。しかし、同調性を強調し過ぎるとどうなりますか?「自分たちだけが同じ」お前らは違うという線引きがされ、排他性につながります。

集団とは何のためにあるのでしょうか?皆が同じ目標を持っていることを確認し、夢を語り合い、傷をなめあうためにあるのでしょうか?

私は違うと思います。集団とは、違う人を受け入れ、自分の持っていないものを分かち合うためにあるのではないでしょうか?

それぞれの持つ個性、みんな違うそれぞれの個性(強み)を生かし、それぞれの強みが出会って相乗効果を生み出し、一人ではできないようなことを生み出す場として集団があるべきなのではと思います。

 

改めて、あなたはどう生きていきますか?

皆さんは改めて「普通」とは何だと思いますか?皆さんはこれからもハンウェイを嘲笑した当時のイギリス紳士のようにハンウェイを笑い、自分は「普通」であると言い続け、雨が降るなか傘をささない紳士として生き続けますか?

Mielka(旧ivote関西)

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