ほんとうにあった怖い話 虹が四色の人

Yです。

最近Seizeeに元女性現男性の方がいることを知りました。性的指向、セクシュアリティ多様派は嬉しいです。

セクシュアリティに限らずいろんなバックグラウンドの人が混ざり合うといいですね。

 

そうです。この社会の人間は千差万別。全ての要素がグラデーションのようになっていて、

自分の性別も、どの性別の人を好きになるかも、どんな性格の人を好きになるかも、十人十色であるはずです。

 

そして、そんなグラデーションは「人のことをどうとらえるか」という意味でも様々なんですよね。

ある時出会った女性は、私とは少し違う人のくくり方をする人でした。

 

私はバイだと何度言っても「レズ」と言い直してきた女子大生。

 

彼女は多分好奇心も旺盛、友達も多く、たくさんの景色を見てきていたことは、それまでの振る舞いでよーーーく分かっていました。

ただ、彼女にとっては私が初めて見る性的少数者だったようで、

「性的マイノリティ=「レズ(だからレズではないって)」!!」みたいな公式が出来上がっていたみたいです。

 

ところで、虹の色は、国によって違うとはよく言われますよね。私たちは七色だと聞かされていますが、世界を見ると

二色:南アジアのバイガ族・アフリカのバサ語族

三色:台湾のブヌン族・アフリカのショナ語族

四色:ロシア・東南アジア諸国

五色:フランス・ドイツ・中国・メキシコ

六色:アメリカ・イギリス

七色:日本・韓国・オランダ

八色:アフリカのアル部族          とまぁ千差万別。

でもこれは、その地域によって見える虹自体が違うんじゃなくって、
私たちが生きている社会で虹が何色だっていうことになっているかっていうことによって、捉え方が変わるだけです。

人間もきっとそう。日本であまり人口移動のない地域に住んでいる人は「日本人」か「外国人」としか区別ができないし、

セクシュアリティについて考える機会のなかった彼女にとっては「普通=ヘテロ」か「珍しい=同性愛(ゲイかレズビアン)」のどちらかしかいないんです。

でも、この世界は私たちが想像する以上にグラデーションで、

「インターセックス」と呼ばれる男女で区別できない人もいれば、
「ハーフ」や「在アメリカ○世」
そして「バイセクシュアル」「アセクシュアル」などなど、知れば知るほど「人をカテゴリーに入れる」ための箱はたくさん用意されていて
一方でどれだけたくさんの箱を用意しても、完璧に分類できるわけではありません。
私はそんな箱をできるだけ沢山知っていたいと思いつつ、
いつしか例の彼女のことを「異性愛か同性愛か、としか人を見られない人」としてくくっていたのでした。

 

その人と、先日一年ぶりに再会した時

彼女は、私を「レズ」でも「バイ」でもなく「Y」としての再会を喜んでくれました。

 

虹の色が少なかったのは、私の方だったのかもしれません。

 

 

参考:http://www.k3.dion.ne.jp/~kazu-tak/colum/niji.html (虹のスペクトル)

Y

Y【文化, 社会もしかすると政治・法】

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