【独占_前編】京大医学部特色入試でたったひとり合格した新入生と喋ってきた。

今年から導入された”京大特色入試”。
TOEFLや学校の評定などの厳しい基準を乗り越えたものだけが受験できる、まさに”最難関”。
そんな中、医学部医学科に合格したのは……
わずか1人でした。
そして・・・なんと、運良くその合格者にインタビューができることに。
SeiZee編集員で、彼の高校の先輩であるSが会いに行ってきました。
阪本哲紀くん。
大阪府立大手前高校(大阪)出身です。

S__7929883

特色入試なら人を見てくれる

編集員S:合格おめでとうございます。まずは皆が一番気になる質問だと思うんですが笑、なぜ特色入試を受けることに?

阪本くん:まず、受けられる回数が多ければ多いほどいいから受けてみようかなって思いました笑 自分がまさか受かるなんて思ってなかったです。

編集員S:めっちゃ謙虚ですね笑 そのほかなんか別の理由はありましたか?

阪本くん:それと何より、特色入試なら人を見てくれると思ったからです。
もともと、知識の多寡で競うような試験に向けて勉強することに苦手意識があったんですよね。だから、特色入試のほうが自分に合ってるかなあって思いました。
実際に教授との面接試験では、教授が、「知識の多寡は見ないからなんでも質問しなさい」って言ってくださって。
それが僕にとってはとてもやりやすかったです。やはり、医学部生として必要な探求心や思考力のようなものを見られていたのかなあと思います。

編集員S:へえ~特色入試ってそんな感じなんですね!試験の形式は事前に分かってましたか?

阪本くん:いいえ、当日まで試験の形式が全くわかりませんでした。
当日行ってみると、受験生5人に対して面接室が4つ用意されて、受験生は順番にその面接室を回りながら面接官2人との個人面接を4回繰り返すというハードなものでした。
最初はすごく緊張していましたが、少し言葉を交わしてからは、自分らしく振る舞うことができたかなあと思います。
だからって結果に自信があったわけではないんですけどね笑

分からないことは素直に聞く。

編集員S:そんな緊張の場面で自分らしく振る舞えるのってすごいですね! そういう状況に慣れてたんですか?

阪本くん:慣れてたってほどでもないんですけど、実は、高校二年の時にアメリカへ短期研修に行っていて。そこでの経験が生きたのかなと思います。

編集員S:へえ!なんかすごそう!どんな研修だったんですか?

阪本くん:その研修にはMITとハーバードでの特別講義が含まれていて、それに備えて、渡米前にみっちり補習がありました。
その際に先生がわからないことはなんでも聞いてくれというスタンスで接してくれたんですよね。おかげで、その現地講義もバッチリ理解できました。ドヤ笑
試験当日もそのはっきりと物をいう習慣が生きたのかなーと思っています。
というのも、面接試験の形式が、渡された資料に目を通してからのディスカッションという形式だったんです。
だから、分からない点を面接官に素直に尋ねることが大事になってきたんだと思います。
余談なんですけど、その資料の読み込みの際に筆記具を使用したくなって。
その際、さりげなく用意されていた鉛筆をさして「それ使ってもいいですか?」と声をかけたんです。すると面接官は半ばびっくりしながら「そんなことを言う子は初めてだ」といって快く貸してくれました。
よくわかんないですけど、そういう点が他の受験生と違ったのかな、と思います笑

S__7929889

がんの研究医に。陸上。サークルも。

編集員S:分からないと正直に言うのって意外と難しいですもんねえ…見習いたいです。
大学ではどんなふうに過ごされる予定ですか?

阪本くん:医学部での勉強を中心に据えながら、小学校以来続けている陸上も部活でしたいと思っています。その他にも、勉強系のサークルにも入りたいですね。

編集員S:結構盛りだくさんですね。まずは医学部での勉強について聞いちゃいます!将来は臨床に?

阪本くん:いえ、将来は研究の道に進みたいと思っています。臨床も全く考えてないわけではないんですけど。
僕の祖母は、抗がん剤治療を諦めて、がんで亡くなったんです。わたしはその光景を目の当たりにして、
「これは違うやろ。なんとかせんとあかんやろ。」
って思ったんです。それ以来、がんの研究医を志しています。
医学部でも、できるだけ早い時期から研究室に入って、研究に励みたいと考えています。
研究は薄給らしいので少し不安もありますけど、そんなこと気にしません!笑

編集員S:そんなお医者さんに診てもらいたいです。笑 陸上は以前からやってたんですか?

阪本くん:そうなんです!小学三年の時からずっとしています。走るのが楽しくて。医学部の陸上部で走れたらなって思ってます。
でも、それだけだと医学部の中に閉じこもってしまうかなって思ってちょっと不安なので笑、他の学部の子がいるサークルにも入りたいと思ってます。陸上部に入ることを考えると、兼サーするのは勉強系のサークルかなあ。
京大は他学部と隣接してることが特徴なので、せっかくなら他学部とも交流が欲しいなって思って。留学生との交流も積極的にしていきたいって思ってます!
他の人とちょっと違うことがしたいってのはあるかもしれません。笑

 


予想以上に尖った阪本くんにタジタジの編集員S。。笑 でもすごい話しやすい子でびっくりです!
ガッチガチの真面目な子かと思ってました(マジですいません)
後編では、そんな阪本くんの目にうつる同世代に迫ります。
阪本くんがさらに尖るっ!?どんどん打ち解けて話してくれますよ~わくわくわく!

後編はこちら!!

seizee編集部

seizee編集部

投稿者の過去記事

当メディア『SeiZee』の編集部です。
「読んだらちょっと、考えちゃう」をテーマに記事発信しています。

昨年末から、モスク、競馬場などへのインタビューに力を入れています。

ピックアップ記事

  1. 前編では京都大学で活動している「同学会」という団体について、その活動や思いについて触れてきた。…
  2. 新歓のやかましさも過ぎ、新学期の高揚感も過ぎて、学内を歩いて…
  3.  大学の新学期2017年度がはじまり一月ほどが経った。 新入の学部生、まず、おめでとうございます…
PAGE TOP