現役保育士に聞いた!ぶっちゃけ保育園

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こんにちは!ライターの斉藤です。

今回は初の試みであるインタビュー記事を書こうと思います。今回はニュースで頻出する話題の一つである「保育園」の実情について聞くために、都内にある開園2年目の新しい保育園に勤める保育士Kさん(22歳・女性)にお話を伺いました。
「保育園」の実情の中でも、主に「騒音問題」を中心にぶっちゃけて貰いました。

Kさんは仲の良い友達の一人なので、話を聞く時緊張もなく話しやすかったので、正直インタビューという程硬いものではなかったのでとても助かりました…笑 初の試みなので温かい目で見てもらえたら幸いです。

まずはみなさん、保育園の「騒音問題」って知ってますか。

2014年中野区に約100人の子供の保育が出来る区立の保育園を計画していましたが、近隣住民は老人で病気がちの方が多く、その方たちからの苦情が相次ぎなかなか作ることが出来ませんでした。結果開園するところまで漕ぎ着けましたが、苦情は止まず住人の理解を得られないままの開園という結果になりました。

参照NHKクローズアップ現代+ 2014/10/29

次に住人目線の保育園に対しての正直な気持ちの記事を紹介します。保育園の隣に住んでわかったがうるさいなんてレベルではなく発狂レベルであったとあります。この話の中にある保育園は保育園持ちで防音窓の設置をするなど、近隣住民の方への騒音対策を行っていたのですが、この記事を書いた方は保育園が隣にあると知った上で、安いという理由を選択しこの物件を選択したそうです。騒音だなんて子供にやさしくない、と私は正直思ってしまいましたがそれに対しての答えもこの記事のなかにあり、三ヶ月幼稚園保育園の隣に住んでみてくださいきっと嫌になりますと書いてありました。

参照「保育園の隣に住むのは発狂レベルの騒音だった」という話

果たして、このケースどのように対処すれば良いのでしょう?次から始まるインタビューの模様をみて考えてみましょう。

 

 

 

実際騒音問題ってどうして起こるの?保育園が悪いの?

―――なんで騒音問題が生まれるのか、未だにわからない部分が多くて…ニュースでは表面上のことしか言わないから保育園って大変だなとしか思えなくて。

K:まず声が響く所は静かなところが多いよね?騒音問題の発端となる保育園は大規模の保育園になるんだけど、東京に大規模の保育園を作るとなったらどうしても住宅街に作るしかないのよね。住宅街はたくさんの人が住んでいて、子供も多いから自然と需要もあって保育園は立ちやすいんだけど、住宅街の人全員が小さい子供を抱えるわけではないからその人たちにとったら迷惑以外何者でもないわけ。そうすると騒音問題が起こることになるの。」

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―――だから、騒音問題が生まれてニュースにまで発展するんだね。その対応とかは何をするの?

K:対応はすごい大変で、保育園が出来たときに園、近隣の住人の方の所に保育園からの音に対する理解を求める挨拶に周ったりしました。でも結果はやっぱり完璧ではなくて保育園からの音に対するクレームは尽きないね…。
子供の声が住宅街に響くから、夏の暑い時も換気が出来なくて、子供の健康管理も大変なんだよね。

ーーー子供は悪くないのに、なんだかつらい話だね。どこの保育園も同じような騒音問題とかがあるの?

K:いや、例えばマンションの2階とかにある小規模保育園だと、大体が大きい通りに面しているから車の音にかき消されて騒音の問題はあまりないね。だけどその代わりに「車が沢山走っているから危なくて散歩が出来ない」なんてデメリットもあるから大変らしいの。だからといって公園で遊ばせたらそれはそれで音に対する苦情くるしもう八方塞りだよね。

保育士の目線から見る。何が大変で何を変えて欲しい?

―――大規模・小規模保育どっちにしろデメリットはあるんだね…保育士の目線から見て、ここが大変とか変えて欲しい所とかある?

K:やっぱり人手が足りないところかな。私のいる1歳児のクラスには子供10人に対して4人の先生が付くことになってるの。でも、例えばその中に病気の子がいて、その子は自分で動くことがあまり出来ないと、寝る時も仰向けじゃなきゃダメとかがあるから、その子だけに4人の先生のうち2人が付くことになるのね。そうなると、残りの9人全員を2人で見なきゃいけなくなることもあるんだよね。

―――病児保育とか病院にあったりするけど、そこには何で行かないのかな?

K:やっぱり、親御さんは出来るだけ多くの子供たちと同じ環境で育って貰いたいっていう意思が強かったみたいで、それを拒否したり否定することは保育園にはなかなか出来ないからね…だからこそもっと人が欲しいんだよね。

保育士をしてて良かったと思うこと。

―――その親御さんの気持ちはわかる気もするけど、保育士さんの負担は大きいよね。最後に保育士やってて良かったって思うことを聞かせて下さい!!

K:0歳から見ている子が1歳になる1年の間に体が大きくなったりすることとか、話せなかったのに話せるようになる、そんな成長を間近で見れること。あとは、泣くだけしか出来なかったのに、1年たったらその子が泣いている他の子を心配する感情が芽生えていたり、っていう内面の成長も手にとるようにわかることかな。

―――保育師さんという仕事のすごく素敵な面をしれた気がして感無量です。やっぱり子供の成長を見れるっていうのはだれにとっても幸せなことだよね インタビュー受けてくれてありがとうございました!

K:こちらこそありがとうございました!

 

あなたはどう感じたでしょうか?

 

さて、まとめとして私たちが知るべき事柄は以下だと思いました。

  • 都会で大規模保育を行うなら適材の場所が住宅街にしかないため、騒音問題が生まれる
  • クレームが生まれるため夏場も窓を開けられない
  • 子供の状態によって付きっきりになるため、人手がたりない
  • 保育士は素敵な間違いなく素敵な職業

話を聞いていく中で、保育園は最大限の努力をしていることがわかりましたが、それでも騒音に対するクレームは尽きない。
その中で、一番言えることは

この努力を私たちが知らないことであり、認知してもらう必要がある

ではないでしょうか?

騒音問題をコントロールすることが、子供のプロフェッショナルである保育士さんにとって100%に出来ないのなら、後の数%を補うのは私たちの心なのではないかと思います。文句を言いたくないと考えるのなら、住む物件の選択を保育園の近くという不安要素を取り除いてみたり、などと出来ることがあると考えられます。保育園もっと頑張れというのなら、上記の中の二番目の参照記事の中に、「アメリカの保育園は、建物の外壁が厚い等の構造上防音が出来ている」とあり日本もそうした方がいいとあります。

しかしここは日本、建物の外壁を分厚くし設備をよくしたら保育園の料金が上がってしまい、そうすると保育園に預けられるのが経済的余裕がある人だけになってしまいます。またアメリカは地震がないため壁が厚いと入っても煉瓦造り、日本で同じ厚さにするには莫大なコストがかかってしまう…こういった、より改善が難しい問題が生まれることが懸念されるのです。あれをしたらこれをダメでなく、この問題とはどう付き合おうか?と一歩立ち止まれば回避できる問題がこの騒音問題なのではないかという個人的見解に至りました。

インタビューでは、いつも書きたいことを自分の考えで書くこととは対象的に、聞いたことを書くことの難しさを感じました。ニュースではわからないことを現場の人に聞くことは大切なことであるなと今回のことで実感しました。

最後までお読みくださりありがとうございました!!

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斉藤 かずき

斉藤 かずき[観光•言葉]

投稿者の過去記事

都内私大観光学部の三年生です。
0.数ミリでもいいから、誰かの心を動かせたらをモットーに学生ライターとしての活動を始めました!
日々疑問に思ったことを、文章に起こして皆さんはどう思っているんだろうか?ということを知りたくて始めました。
吃音症を幼い時から患っており上手く話せない時もあります、ですが吃音のおかげで知れたこともあります。吃音症方々も、良ければお話ししませんか?
多くの方との繋がりを得られますように。
Mail:kazuki_boyo21@yahoo.co.jp
Twitter:kazuki15xxxx

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