「幸せって案外簡単なんですよ」ラオスの子供たちが教えてくれた幸せになるための裏技

怪しいタイトルですが、詐欺の手口でもネットビジネスへの勧誘でもありません。笑
まずその方法を伝授する前に、一つ質問。

【あなたは今、幸せですか?】

こういう質問を日本人に投げかけたとき、自信を持って、「幸せです!」と言える人は少ないのではないでしょうか。かくいう私も、割とポジティブな方ですが自信を持って幸せだとは答えられません。

しかし、そもそも「幸せ」ってなんでしょうか?

お金をいっぱい持っていて裕福な暮らしができること?
恋人といちゃいちゃして毎日を過ごすこと?
それとも、1人で好きな本をずっと読んでいること?

正解は……
私にはわかりません!!!笑

ただ、私はこの前ラオスに行ってきたのですが、その時感じたことがあります。
なぜラオスに行ったかというと、私が所属するSTUDY FOR TWOという学生団体で、ラオスの教育支援をしているため、スタディーツアーという形で現地の様子を視察することができたからです。

そこでラオスの田舎の村々の小学校などにお邪魔しました。

ラオスは東南アジアのタイとベトナムに挟まれた国ですが、アジアで最も経済発展が遅れている、いわゆる発展途上国です。発展途上国と聞いて、皆さんはどのような人々や暮らしを思い浮かべるでしょうか。贅沢な食事はできない、ボロボロの家で暮らしている、子供たちが家事や仕事をせざるを得ない状況にある、というような感じでしょうか。

正直、僕たちが訪れたラオスの村々はそんな感じでした。

しかし、ラオスの人々は、決して自分たちが不幸であるとは感じていないようでした。むしろ、彼ら、彼女らはとても「幸せ」そうでした。

私たちが訪れて一緒に遊んだ子どもたちは、この上ない笑顔で私たちを迎えてくれました。「じゃんけん」とか「おんぶ」とか、本当に単純な遊びでも、子どもたちは全く飽きずに楽しんでいました。たぶん子どもたちは色々な遊びをすることで「幸せ」だったのだと思います。そして、子どもたちの笑顔に囲まれてワイワイ遊んだ私たちも「幸せ」をかなり分けてもらった気がしました。%e7%9f%b3%e6%a9%8b%e3%81%95%e3%82%93%ef%bc%91

ちなみに日本人は年間2〜3万人の自殺者がいます。しかしながらラオスの自殺者は年間数人しかいないそうです。

金銭的には裕福なはずの私たち日本人のほうが幸せを感じていなかったみたいですね。なんだか色々アホらしくなっちゃいました。笑

このラオスでのツアーで感じたことは、「経済的に豊かだからといって必ずしも幸せではないし、経済的に貧しいからといって必ずしも不幸なわけではない」ということでした。

実際に、国ごとの幸福度を計る指標があるようなので、それを見てみましょう。下記のサイトが分かりやすいです。

http://www.huffingtonpost.jp/yuma-nagasaki/happiest-country_b_8906340.html

これによると、幸福度の高い国々はこのような感じです。

1位 コロンビア(85)
2位 フィジー(82)
2位 サウジアラビア(82)
4位 アゼルバイジャン(81)
5位 ベトナム(80)
6位 パナマ(79)
6位 アルゼンチン(79)
8位 メキシコ(76)
9位 エクアドル(75)
10位 アイスランド(74)
10位 中国(74)

カッコ内の数字は純粋幸福度(「幸福を感じている人の比率」-「不幸を感じている人の比率」)です。調査対象国は68カ国で、純粋幸福度の平均値は56
ちなみに先進国の幸福度は以下のようになります。

23位 カナダ(60)
28位 日本(52)
42位 アメリカ(43)
47位 ドイツ(40)
54位 イギリス(37)
57位 フランス(33)
57位 イタリア(33)

調査対象国における純粋幸福度の平均値が56であるのに対して日本は52と低い数字です。上位には先進国よりもむしろコロンビアやフィジーのような途上国が多くランクインしています。このデータによると幸福度とお金は無関係なのかと思われがちですが、所得別に純粋幸福度を見てみると、やはり高所得者の方が幸福度は高いようです。

つまり、「他国の人との所得格差は幸福度にあまり影響を与えないが、自国の人との所得格差は幸福度と相関する」ということです。

しかしながらその幸福度格差は国によって様々であり、高所得者と低所得者の幸福度の差が77もあるイギリスのような国もあれば、低所得者の幸福度が高所得者の幸福度よりも高いフィジーのような国もあります。

なぜこのような差が生まれるのか。この理由は、主に「価値観の相違」からくるものと思われます。日本やイギリスのような先進国の人々は、目先の「お金」に目をとらわれがちで、『幸福になるためにはお金が必要だ』と、口には出さずとも心のどこかで思っているのではないでしょうか。

しかし、幸せはお金で買えません。pricelessです(マスターカードのCMを思い出してみてください)。人と人とのつながり、毎日の笑顔の挨拶、小さな成功など、お金ではないものから幸せは生み出されます。私が行ったラオスの子どもたちが言っていたのは、『勉強している時が楽しい!』『家族と一緒に家事を手伝っている時が楽しい!』だとか、日本ではあまりフォーカスされないような「小さな幸せ」でした。『ビジネスで大きな成功をしてお金を得た方が大きな幸せを得ることができる!』と言う人もいるかもしれません。しかしそれも、その人個人の価値観に過ぎません。その人にはその人の幸せ、彼らには彼らの幸せがあるんです。

よって結論は、「幸せとは、人それぞれ定義が違う。」ということに私の中ではなりました。

みなさんにとっての幸せとは何ですか?

私にとっての幸せは、誰かを笑顔にさせることです。相手を幸せにして、自分も幸せ。happy×happyですね!小さな幸せに過ぎませんが、この定義からいくと、私はとても幸せです!

皆さんも、難しいことを考えず、身の回りの小さな幸せを探してみましょう。自分は何をしている時が幸せか、それらに共通することは何なのか、それを考えてみると、自分にとっての幸せが見つかるかもしれません。

なかなか見つからない方は、ぜひラオスに行ってみることをお勧めします。何か日本人とは違う生き方に気づくはずです。

これから、あなたにとっての、あなただけの、「幸せ」な生き方を探してみませんか?%e7%9f%b3%e6%a9%8b%e3%81%95%e3%82%93%ef%bc%92

石橋壮太

石橋壮太

投稿者の過去記事

「勉強したいと願うすべての子どもたちが勉強できる世界」を目指す、STUDY FOR TWO 京都大学支部代表。もともと国際協力に興味があり、「楽しい」生き方、「幸せ」な生き方について日々模索しています。趣味は写真と競馬です。

ピックアップ記事

  1. 前編では京都大学で活動している「同学会」という団体について、その活動や思いについて触れてきた。…
  2. 新歓のやかましさも過ぎ、新学期の高揚感も過ぎて、学内を歩いて…
  3.  大学の新学期2017年度がはじまり一月ほどが経った。 新入の学部生、まず、おめでとうございます…
PAGE TOP