STAR WARSでは、社会を動かしているのは政治ではない!

先日、広告代理店で活躍する友人と、官僚の友人たちと意見交換をしてきました。
その中で、「どの立場でプレイヤーとして活動するのか」という話が大議論になりました。

それぞれ、「良い社会を作りたい」「課題を解決したい」という共通の思いを持ちながらも、
●広告という手法で世論を作る広告代理店
●現場に関わり、行政を執行する官僚
●世の中に訴えかけ、ルールを作る政治家(志望の僕)

というそれぞれが、違う立場で活動しているメンバーですので、なぜその立場を選んだのかはとても面白い議論でした。

 

STAR WARSでは、社会を動かしているのは政治ではない!

その議論の中で、代理店の友人が言った「スターウォーズでは政治も行政も機能していない。通商連合という企業体が社会を動かしているんだ!」というセリフには非常に関心しました。
スターウォーズでは、銀河共和国という各惑星の代表団による「政府」の中での争いが起こり、ダース・ベイダーVS息子のルーク・スカイウォーカーという図式が出来上がっています。権力争い、裏切り、となかなか政治は安定しません。

一方で、「通商連合」という、企業の連合体が非常に強い影響力も持っています。
銀河共和国の議会の上位組織である「元老院」に代表者を選出して送ったり、「通商連合軍」という独自の軍隊を使い、惑星を侵略し、政府への干渉を強めたり…
と、実際に社会を動かしているのは銀河共和国ではなく、通商連合であるようにも見えます。

 

■現実社会もSTAR WARSに近づく

地球に目を向けると、近年はGoogleが1つの国家よりも資金を持っていたり、私たちの実生活には無くてはならないインフラになっていたり、Facebookというネットの中の世界が国境を超えて、世界的な広がりを持つ空間になっていたり、と政府よりもある意味、影響力を持っている部分があるかもしれません。

スターウォーズを見ると、通商連合はネガティブな存在に見えてしまいますが、GoogleFacebookはとても便利で私たちの生活を豊かにしてくれていますね。
政策によって生活が向上することと同じように、1つにWebサービスによっても、私たちの生活は格段に豊かになります。

かく言う僕も、政治の世界に飛び込む前は、ITの可能性を感じ、ITベンチャーで働いていました。
まだネットだけで社会が変わる段階ではないと思い、よりプレイヤーとして直接的に動ける政治というフィールドに移りましたが、いつかは政府よりもビジネスが、上位概念になるときが来るかもしれませんね。

政治への関心が薄れていく一方で、ネットの普及率は90%ほどになり、ソーシャル・メディアの利用率も6割を超えていますので、案外早いうちに、逆転するかもしれません。

 

とは言え、民間・官僚・政治家、どの立場が良い悪いではなく、それぞれの立場がいないと社会は回りませんので、全ての立場が重要だと思いますし、その中で自分の特質にあっているもの、自分がいちばん良いと思うものを考えることも、大事だとは思います。

それにしても、スター・ウォーズ、面白いですね。
「はるか昔」という設定ですが、これは未来を予想したものなでしょう。

(記事はこちらからもご覧いただけます)

増沢諒

増沢諒【政治・テクノロジー】

投稿者の過去記事

【身近な“食”をきっかけに、政治や社会問題について考えよう! 】をテーマとする食べ物付きの隔月刊誌「食べる政治」を作っています。早稲田大学卒業後、都内のITベンチャーを経て、現在、東京工業大学社会理工学研究科で政治学を研究中。数年以内に立候補予定!政治とは、「新しい価値を作り出す活動」です。ロマンにあふれてますよ!

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