【夏休みに読もう!】18歳選挙権を一過性の『イベント』にしないために

参議院議員選挙、東京都知事選挙。

熱い選挙戦が終わった。

とりわけ、今回の参院選からは18歳選挙権が導入されたこともあり

18、19歳の『新たな有権者の声』にも注目が集まった。

総務省の速報値によると、参院選による投票率は、18歳が51,17%、19歳が39,66%となった。

今回は投票率のことを触れたいわけではないが、人によってこの投票率は高いか低いか意見は分かれるだろう。

ただ言えるのは、18歳、19歳、20代も選挙に行かない人が大半を占めている事だ。

 

選挙に行かない人には様々な理由があるだろう。

その一つとして、政治が分からないという理由も含まれている。

そんな方にオススメしたいのが、こちらの本!!

 

 

18歳からの選択 社会に出る前に考えておきたい20のこと』上木原弘修、横尾俊成、後藤寛勝 (著)

 

この本は、政治や民主主義などの限られた範囲だけで物事を捉えたものではない。

LGBT、いじめとストレス、結婚や子育て、地域コミュニティなど20個の項目でわかりやすく記述されているのだ。

そのため、政治が遠い存在ではなく、自分の身近なところに関わっていることを実感でき、自分事として、この本を読むことが出来る。

学校の参考書と言っても過言でない。

 

そして、著者の3人が20代、30代、50代と幅広いため、様々な感性や考え方に触れられる

そのため、『こんな考えがあったのか!』『いやいや、そこは違うでしょ~』みたいに、いつの間にか本と会話しているような空間に入り込めるのだ。

この本で得た知識を自分の頭で考えること。

ただ読むだけの本ではなく、考えることのできる本なのだ。

 

18歳選挙権が導入されるにあたり、学校現場では模擬選挙。行政では啓発イベントが数多く開催されてきた。

ただ、私はこれを一過性のイベントにしてはならないと考えている。

今回は初めてということもあり、メディアも多く取り上げてきたが、勝負はここからである。

最初が良かったから、次も良いとは限らない。次の選挙でガクンと投票率が下がるようでは、今まで取り組んできたことはただの『イベント』になってしまう。

継続的に私たちの生活が、社会や政治につながっていることを知り、考えられる場を学生主体はもちろん、学校、社会全体としても創っていくべきだ。

 

その一歩としても、この本を選挙に行かなかった人はもちろん、しっかり判断基準を設けて行った人、30代以上の人、そして『未来の有権者』にも読んでいただきたい。

ここから、新たな発見社会や政治を広い視野で見つめていく必要性を感じることが出来るはずだ。

水野翔太

水野翔太【政治、社会、教育、文化政治】

投稿者の過去記事

言葉で様々な人に想いや意見を伝えていく。これは大変難しいことだと思います。しかし、言葉でしか伝わらないこともあります。私は政治や社会のこと地域のことをピックアップしていき、そのなにか、見えないけど感じ取れるものを皆さんに届けていき、議論もしていきたいと思います。
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