「大学という社会を学生みんなで作りたい」ストは失敗?大学自治が危ない?京大同学会の今【後編】

前編では京都大学で活動している「同学会」という団体について、その活動や思いについて触れてきた。

この後編ではもうちょっと深掘りして、同学会と活動家の関係についてや今大学が抱える問題について見ていこう。

同学会がこの社会の中で何を訴えようとしているのか、どういう団体なのか、その実像が見えてくるはずだ。

 

当事者としての、学生自治への思い

ーP:学生自治が危機に瀕しているとはよくいわれることですが、同学会はどうしていくつもりですか?

今後もその方針は変わっていくのでしょうか。

おそらく今まで通りだと思います。ストライキするときはする、反対するべきときはするというのが一番わかりやすいし、中途半端なことをやるよりも興味をもってもらえるかなと。

 

右が同学会の亜津さん。左はPoncirus

 

ーP:その支持を得るためにはどういうふうに?

ビラもまだ評判が悪いんですけど(苦笑)、できるだけ面白そうなものを描いて、大学からは悪く言われているけど割とまともなこと言ってるんじゃないか、と思ってもらって支持を集めていけたら…ぐらいのことしか今はできてないですね。

選挙も毎年対立候補を募集していて、僕としては三人くらいは候補が出て、掲げた方針のどれを選ぶかくらいのほうが面白いと思うんですけど、なかなか大学からの圧力が強すぎて対立候補も出られないんですよね。本来やりたいことがなかなかできない状況です。

ただ僕は大学の自治が活性化すればいいと思っているので、今の同学会は偽の同学会なんて言われてますけど(※京大で「同学会」を名乗る団体は現在2つ存在しているが、この同学会中央執行部でない方の「同学会」はそれほど活発に活動はしていない)、さらに別の同学会や新しい学生自治会が出てきて学生自治のために行動するというなら、それもいいことだと思っています。

 

ーP:そうなんですか。ちょうどその、新しい学生自治会が出てきたらどう思うかという質問をしようと思ってたところです(笑)

 

そもそも今の同学会中執も2012年に再建されたものなんですよ。本来の同学会が全く機能していない中で学内問題について大学と交渉しようとしたら、先輩たちが「学生自治会があるから、そっちを通さないと大学は受けつけない」と言われたんですね。それで自治会というものの存在を知って。

それから自治会をやっていると言われている古い役員の人と話をして、いまは全く何もしていないので新しく自治会をつくりましょうという話をして。はじめは協力して同学会の再建をやっていて、学生自治会は慣例としてサークル結成届を出さなければいけないということになっているんですけど、それを出して受理もされた。けど、そのあといきなり非公認の通知が来て。

それで古い同学会と今の同学会は分裂して、古い同学会は地下に潜ってしまった。

そういう経緯だから新しい自治会が出てきてもいいと思いますし、学生が政治参加をどんどんしていくというのは悪いことではないはず。

 

同学会と中核派

ーP:同学会がある程度懸念される面があるのは、中核派という言葉が結びついているからという面があると思います(※中核派とは、日本の新左翼党派の一つで、実力行使による共産主義革命を志しているとされる。現在の同学会の構成員には中核派の活動家が多く、京大側からはそうした点を指摘し警戒を呼びかける文書が学生向けに書かれたりもしている)。

同学会と中核派の関係とか経緯について、政治や学生自治にあまり興味がない人向けにも教えてほしいなと思っています。

表向きの「いい話」、建前上の話をすると、学生自治会は言ってしまえば(学内の生徒たちにとっての)国会にあたるんです。その中の一定数が中核派、という党派みたいなものという形になるので、そういう意味では別物です。

今現在国会の多数派が自民党であろうと、国会のことをそのまま「自民党」とは呼ばないですよね。その文脈での「国会」が学生自治会、「自民党」が中核派だと考えてもらえたらいいです。現在では構成員に中核派が多いと言うだけで、そうじゃなかった時期もありますからね。

ちなみに中核派は60-70年代に発生した、学生初の政党です。ほかには、革マル派とか開放派といった党派があります。

実際、同学会の歴史としては、ずっと中核派ばかりでやっているということはないんですよ。2012年の再建当時は中核派以外の政党の支持者や政党に関係ない一般の学生もかなりいた、いいものだったと聞いています。

しかし非公認化されてから苦しい運動を続ける中で一般の学生がかなり減って、根強く続けている人の中で中核派の割合が多いのは事実。でもいまもそれ以外の学生も参加している。中核派の方針をそのまま受け継いでいるというわけでもない。

 

ただ中核派といわれるのは仕方ないかな…という面もあるにはあります。

全学連ってあるじゃないですか。(※戦後結成され、多くの若者が参加し過激な学生運動を行っていた団体)

あれも今4つくらいに分離していて、中核派系全学連、日本共産党民青研全学連、革マル派系全学連、開放派系全学連などの呼ばれ方をしています。で、同学会はその中の中核派系全学連の年一回の大会などに参加している。それは情報共有のためもありますね。

 

ーP:学生の立場を考えたときに、中核派というのは学生からの支持を得るうえで不利に働く場面なども多いと思うのですが。

そうですね、実際まったくもってその通りだと思います。ただ実際いま中核派が辞めてしまうと同学会をやるのは無理でしょう。ほかに誰か学生自治会をやるという人が現れたら違うかもしれないんですが。

 

ーP:「京大の学生代表」の看板を掲げてやる意味というのはどのように考えていますか?なんというか、同学会と中核派が個々人のメンバーが重なっているという以上の結びつきがあるように見えるんです。京大における学生と当局との関係の外にある問題にまで活動が広がっているというのは、京大の学生を助ける味方という立場から離れていくようにも見えるのですが…

たとえば、かつての全共闘(全学共闘会議。1968年から69年にかけて全国の大学で組織され、全学連よりも過激な実力行使を伴う運動を行なった。東大安田講堂に立てこもり、投石やゲバルト棒を用いて機動隊と衝突した事件などで有名)は自治会ではなく、いわゆる有志連合、サークル連合で、興味がある人たちだけでストライキまで起こしてしまう。またサークルなので継続しようという意志が乏しく、なにか緊急なことがなくなると自然消滅してしまうものです。

学生自治会は大学に関係あること、という手続きを気にしながらやっていくべきだし、緊急時だけ興るのでなく常に存続すべきだと考えています。

そういうわけでサークル連合や有志連合で運動するのと、大学内部の学生自治会とは分けて考えるべきだと思っています。

ただそのうえで、京大の外に活動を広げることに対して何の意味があるのか?と問われると、京大同学会は歴史として色々なことをやってきた団体なので。ばんばんストライキを起こしてきたし、ずっと昔には天皇が京大に来たときに申し入れを渡して事件になったりとかもしています。処分者も出しながら最前線で戦ってきた学生自治会として、学生運動の流れでは期待もされているし、有名でもあるので、その歴史を引き継いで運動したいということで「京大の同学会」にこだわっているんです。

大学が新自由主義を掲げ、学費を上げたり学生の自治権を奪うような施策をとったりという時代に、あえて古い同学会というかたちで行動していきたいという思いがあります。

 

京大と政治:ストライキ、公安、軍学共同

ーP:最近の京大の雰囲気や京大生の雰囲気ないし同学会への反応で変わってきた部分はありますか?

僕が実は京大4年目なので、再建当時と比べていまがどうというのはあまりよくわからないんですよね…。よくなってきたのかな…?

主に吉田南キャンパス(※京都大学のキャンパスの一つ。一般教養の授業が多く行われるため、一回生の数が多い)で活動しているから、年が替わるごとに雰囲気はリセットされるというところがあります。

ただ、2015年にどれだけ小さくてショボいものであったとしてもストライキをやったということで、ストライキ、抗議行動をひとつの選択肢とみなす考え方が根付いてはきているように感じます。

 

ーP:それは政治への関わり方としては良い方向かもしれないですね。

そうだと思います。海外ではストライキって結構一般的で、ギリシャやイタリアなんか火炎瓶を投げて銀行を燃やしたり、機動隊と鉄パイプで殴り合ったりしてるんですが、日本では合法的なストライキでさえ過激派とみなされる風潮があるので、ちょっと右傾化しすぎかなと思っています。

だからストライキという選択肢で左に幅が広がるのはよいことだと思いますですが、新入生の意識が変わっているか、同学会の学内での受け入れられ方がよくなっているかと訊かれると、正直よくわかりません。悪くなっているかどうかもわかりません。今年選挙をしてみないとなんとも言えないですね。

ただまあ、「オオカミ少年」的に原発がどうの、戦争がどうのと言ってきましたが、実際に情勢がその方向に進みつつあるので、そろそろ信任は得られるのではないかと思っています。

2年前は大学の軍事研究と、戦争勃発の懸念の問題でストライキを行いました。そのときは「学生の勇み足だ」といわれましたが、実際京大の「米軍マネー問題」が明るみに出て、トランプが東シナ海に艦隊を派遣して、と本当に懸念していた通りの状況になってきています。

 

ーP:そのときは学生だけでなく、社会に対してもその危機感を訴えたかったんですか?

そうですね。

 

ーP:大学の問題について戦っていくことは、学生の代表としての立場としては非常に説得力があると思うんですが、戦争勃発の懸念という、それを超えた問題と一緒くたに論じることで学生との意識の差、温度差が生まれたという側面はあるのではないかと思っています。
そこについては今後もこの方針でいくつもりなんですか?

執行部が変わらないかぎりそのままだろう、と思います。

当時もその議論にはなりました。ただ、同学会はずっとスケールの大きい問題にも率先してストライキを打ってきた団体です。

それに、ぼくたちがやった半年後に、フランスで労働法の「改悪」に反対して大規模な学生デモが行われて、実際に法律を変えるところまで行っています。

日本もベトナム戦争のときには戦争反対というスケールの大きい問題でストライキをしています。日本で沖縄基地建設反対の運動をしていたらそれがアメリカに波及し、カリフォルニア大学バークレー校の学生たちが徴兵カードを焼き捨て、戦争を止めました。そういう歴史がありますし、理想としてはそれに学びたいと思っています。

ただ今年は学内の問題とスケールの大きな社会全体の問題の両方を大きく取り扱い、両側面から働きかけるのが目標ではあります。

 

ーP:しかし前回のストライキは、実行に移した人間にはかなり重めの処分がなされ、成果も多くはなかったですよね。これからは慎重にやらないと、本当に大学の態度が強硬になって取り付く島もなくなるおそれがあると思いますし、それは同学会の皆さんにとってもよくないと思うのですが。

同学会と当局との交渉は完全に決裂しています。この状況では、とにかくたくさん人間を巻き込まないと当局は取り合わないだろうと思っています。

民主主義的な大学との手続きはすべてやり終えた、とうちの前副委員長もいっていました。

もうちょっと柔軟に、変えていけるところは変えていきたいと思ってはいますが難しいことでもあります。

 

2015年にバリケードストライキが行われた吉田南キャンパス

 

ーP:ところで、大学にマークされる根本的な理由はなんだと思っていますか?

一番、過激と言われるようなことを言っているからですかね。

 

ーP:当局以外からの制限、圧力はありますか?

あんまりないですね。警察くらいです。

 

―それはどの程度懸念すべきレベルなのでしょうか?例えば熊野寮にも機動隊が家宅捜索に来たりしていますが…。

熊野寮をはじめ、自治寮は伝統的に政治問題が自由に討論できる場所です。機動隊が来るのは中核派が隠れているからですね。

大学にとっては古い自治寮は邪魔なんです。70年代は管理寮と呼ばれるものを作っていましたが、いまはグローバル時代に合った学寮を作りたいと大学側は思っています。停学になってもストライキするような意志の強い人間から排除して、そのあとは機動隊の家宅捜索まですれば普通の学生は学生自治活動をギブアップすると考えているんです。学生には就職もあるので。このように圧力をかけて学生自治の根っこを潰していくということが多くの大学で行われています。

家宅捜索に来る理由も本当に適当なものばかりです。

 

2015年に吉田南キャンパスで公安警察摘発事件というのがあったんですよね。

その年の11月に東京であったデモに同学会の学生が参加していたら「転び公妨」といわれるやり方で学生が捕まったんですね。近づいてきた警官が勝手に転んで、公務執行妨害の名目で逮捕するという手口です。

で、その捕まった学生3人のうち2人が京大生。これは流石にマークされている、とみて警戒していたんです。

その後、学内で僕たちが演説をしていたら、メモをとりながら聞いている大人がいたんですよね。それで怪しいなと思って声をかけたら逃げ出したので、身体拘束をしました。

そしたら「公安警察行動マニュアル」という本を持っていて、携帯に上司からのLINEメッセージも入っていました。

本来大学構内への警察官の立ち入りは規約違反なので、杉万副学長にもコメントを出してもらえるように(京大と警察との間で、「警察が京大に入る際には京大側に事前の連絡をすること」という規約があり、この事件ではそのような連絡がなく京大側がそれを非難するようなコメントをした)要請しました。この人は京大の古い先生で、松本紘元総長が教授会の権限を奪ったり自分の任期を延長しようとした方針に反対してアジテーションを行ったりしてた人なんですね。

 

ただ杉万副学長はその後、学生に歩み寄る姿勢を見せてしまったという理由で、本来副学長の任期は2年のところを1年でクビになっていいます。

そのあとの川添副学長は、かなり独裁的にいろいろなことを推し進めている人です。

いま、大学の方針に異論を唱えるような団体は、ほとんど全てが基本的に大学と交渉できていないんですよね人が多く集まれば交渉の場が開かれると信じてやってきたんですが、川添副学長になってからはそれも難しい感じです。

総人仮承認団体の件(京大の総合人間学部(=総人)が長い間「仮承認」をサークルに与えていた中、「仮承認団体」という扱いをやめ公認化の手続きを行うよう各サークルに求めた問題)で説明を求めていたときも、情報公開連絡会(大学側のトップに近い人と学生とで大学の運営について質疑応答を設ける場)は様々な理由をつけて14ヵ月連続で停止されています。

「自由と平和のための京大有志の会」は教員の組織だけど、米軍マネー問題について総長に交渉を求めたのに拒否されました。

 

また軍学共同に関しては、同学会は声明を出しているので、そちらもご覧いただけたらと思います。

日本学術会議の大西隆会長は、「デュアルユース」をかかげ(民間と軍事力の双方にメリットがある研究という意味)、軍事開発に使われる技術は民生転用ができるのだから、防衛省から研究予算をもらうのは悪いことではないと主張しています。

われわれとしては、そんな考え方は以前からあったし、それで正当化できる問題ではないと考えています。

そもそも日本学術会議は、戦時中の「七三一部隊」や毒ガス研究など、人類の発展に貢献すべき科学が人殺しの道具に使われた歴史に対する反省から生まれているんです。だから絶対に軍事関係からのお金は受け取らないという方針でこれまでやってきている。

技術自体に良いも悪いもなく、大切なのは「技術を生み出した人間が、それが何に使われるかにまで決定権を持つ」ことだというのが僕たちの考え方なんですよね。

政治家や出資者に決定権が奪われた構造こそが一番良くなくて、それは大学の法人化によって予算が減らされ、研究における力関係が変わったことで生まれてきた状況です。大企業の重役が経営陣に入り込んだりもしている。そのへんを法人化以前の状態に戻して、大学が自由に使える資金を確保すべきだと思っています。

 

ーP:山極総長は軍学共同に反対という認識だったのですがどうなんでしょう?

山極総長は日本学術会議での反対派のツートップの一角というような報道をされているんですけど、個人的には信用できないと思っています。

というのも、有志の教授の方々による軍学共同反対連絡会という組織があるんですが、そこに所属されている方々によると、彼は「いま軍事研究を推進しても支持が得られないからすべきではない」というような語り口だそうなんです。軍事研究そのものに反対しているわけではありません。

しかも、防衛省からお金をもらうのは良くないといいつつ、学内手続きを正式に経たうえで米軍からお金をもらっているという報道をされている。情報公開を求めても応じない。しかもカンパという名目で秘密裏に処理している。それもおかしいことだと思っています。

 

どうなる!同学会の今後の広報戦略!

ー今日伺う前から素朴な疑問として感じていたことをひとついいでしょうか。

同学会はその活動の過程で様々な制約を強いられているのでしょうが、それでも露出が少ないと感じます。表立って実際のメンバーの姿が見られるのは街頭演説しかなく、そこには面白がって茶化したい人々が真っ先に集まっていると。

今後の宣伝の方向性について少しお訊きしてもよろしいでしょうか。

ストライキ以降に公式のTwitterやFacebookを始めたんですよ。ストライキ前にやっておくべきだったかもしれないんですけどね(笑)。

真面目に私たちに興味を持ってくれる学生と出会うのは、出会った場で直接話す以外には難しいですね。非公認で部室がないから、そこに呼んで話をすることもできないし…

 

ーP:自分たちも若者を政治に振り向かせることを目指してはいますけど、なかなか説明会まで来てくれる人って少ないんですよね。でも、同学会には単なるサークル以上の責務があると思います。

「異論のあるやつ集まれ!」みたいな企画を、ポップなビラで宣伝してみたりとかどうでしょうか?

それいいですね!さっそく提案してみようかな(笑)。

 

―そういう点では、11月祭(※京都大学の文化祭。11月に行われ、NF(November Festivalの略)とも呼ばれる)ではどんなことを?

講演会と展示企画をしています。去年は千葉工科大の教授を呼んで講演してもらい、韓国で何が起きているのかについてテーマトークをしました。

11月祭の運営会議には参加しています。そこには旧同学会の人も出てくるので、バチバチやっています。彼らは前まで10万円予算をもらっていたが、何に使われているか不透明だったので、それはおかしいんじゃないかと討論して、去年はついに彼らが10万円を辞退するという結果になりました。

そういうこともブログ等で発信はしているのだが、なかなか気づいてもらえない現状があります。

 

―これまでの主張にあったように、学内問題を含め社会全体での問題が顕在化していますが、こうした状況に対して同学会が何かできることはあると考えていますか?

できることはあると思っています。

日本はいま、極限の状態です。奨学金で自己破産に追い込まれる学生。若者は年金を払ってもそれが自分に返ってくるかどうかわからない。オリンピックで多少バブルは起きるでしょうが、それ以降はたぶん経済も危ないでしょう。

戦争が日本で起こることも現実的になってきています。

だからこそ、学生はいろいろ考えて行動を開始するんじゃないかと、楽観的に考えています。

 

ー本日はありがとうございました。

 

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皆さんはどう感じただろうか。
現在京大が、日本が、世界が置かれている状況について。

彼らのやり方はスマートで効率的とは言えないかもしれない。
十分な成果をあげているかどうかも、わからない。

しかし、この記事を読んだ皆さんの中には、彼らの主張に新たな視点を拓かれたという人もいれば、賛同しかねるという人もいることだろう。
国家とのかかわり方、世界とのかかわり方、戦争とのかかわり方・・・そういったスケールの大きな問題に対する考え方は人それぞれだし、彼らの主張が100%正しいというわけではない。

ただ、少し思いを馳せてみてほしい。

どんな思いで自分が大学に通い、卒業し、社会とかかわっていくのか。

そこで「闘い」を選んでもがき続けている人たちに、肯定的であれ否定的であれ、目を留めてみてもらいたい、と思う次第だ。

 

 

なお、以下に記事を理解する上で参考となるであろう記事をいくつか編集部でリストアップしたので、紹介する。

参考資料:

米軍マネー、基礎研究の名目だが 学術界に9億円
「京大ポポロ」警察官無断隊入り 「まだ学生運動が!」「公安がばれちゃいかん」ウェブで波紋広がる

安全保障技術推進制度:防衛省

学生団体のバリケードを京大生が撤去 ネットで「学内自治が成り立ってる」の声

京大バリケード封鎖・授業妨害容疑、中核派系全学連委員長ら逮捕 「熊野寮」など捜索

軍事研究制度容認のトップに「取材対応禁止」要請 内部でさや当て

5月28日付 学術会議声明 軍学分離を貫かなければ

「軍から研究費」反対 京大に要請書/京都

作部羊平容疑者の関西大侵入事件で、京大の熊野寮を家宅捜索

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昨年末から、モスク、競馬場などへのインタビューに力を入れています。

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