2020年まで「まだ4年」「もう4年」???【久保直生】

アドベントカレンダー企画の19日目です!!

こんにちは、この度記事を書かせていただくことになりました青山学院大学2年の久保直生です。2015年も年の瀬。2020年の東京オリンピックの開幕まで4年半ほどになりました。僕は活動が関係していることもありますが、2015年という1年は東京オリンピック・パラリンピックの報道がとても目立った1年だったなと思っています。今日はそんなオリンピック・パラリンピックに関する3大ニュースを選んでみました!最後まで読んでいただけると嬉しいです!

それではまず第3位から!第3位は・・・・

第3位、新国立競技場・計画白紙化

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いきなり重めでごめんなさい

僕も聞き飽きてしまうほど聞いたこの問題。「オリンピック 問題」とgoogle先生に尋ねれば間違いなく出てくるお話でしょう。内容については理解をしている人たちも多いかと思いますが、これが問題になったとき担当者たちは何をしたのか。そんな点に着目してみると面白かったりします。

試算を出しなおしたら半分くらいの費用でできるという結果がでてきたり、それに対してどうしてそうなったのか説明会見を行ったり・・・もちろんそのような対応はきちんと行われていました。

でも個人的にやはり印象的だったのは、費用の積算根拠や責任の所在などを明らかにするための検証委員会です。知っている人も多いかもしれませんが、国立競技場の建て替えについては文部科学省でも組織員会でもなく日本スポーツ振興センターという機関がその計画段階の指揮を担っています。もちろん再発防止とはいえ、このような会議を開いて日本スポーツ振興センターに問題があるという結論を出したこの会議は見ている側としてもあまり気持ちの良いものでありませんでした

また、その一方で白紙撤回されたのは下村文部科学大臣(当時)にも責任があったとされ、大臣は辞職を申し出ることになりました。日本人の悪いところが見えた問題であり、オリンピック・パラリンピックに対して日本国民が非常に不安を抱えた一件でした。

ちょっと重めの空気になってしまったので、次は気を取り直して次の記事!第2位は・・・・

第2位 、エンブレム盗作疑惑

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重めの空気にさらに重い記事。全然気を取り直せませんでした。

第2位はおなじみになってしまった「トレース問題」です。エンブレムに盗作疑惑が持ち上がり、否定を続ける佐野研二郎氏でしたが、その後も佐野氏が関わった複数のデザインで「酷似」との指摘が相次ぎ、大会組織委員会が「エンブレム使用中止」を決定したこの問題。

これも組織内のイザコザが表面化した問題でした。はじめは佐野研二郎氏を擁護していた組織員会でしたが、批判が増大するに連れ意見をガラッと変えエンブレムを取り下げ、さらにそれに対して今度は JOCの理事が「(組織委員会の)理事会を経ていないのは違反。組織のコンプライアンスの問題。公益財団法人の資格取り消しの恐れがある」と叩く。これも見ていて非常に不愉快な流れでした。

さて、この2つの事件。どちらも見えてしまったのは、日本人の本質的に弱い部分だったと思います。そもそも責任の所在がわかりにくい組織構造と、問題が起きた時にトカゲの尻尾のように次々と責任から逃れていく人たち。

いつの間にか【何のために】【何を為す】という本質的な部分から離れ、個人的なエゴイズム同士がとぐろを巻く。そんな2つの問題でした。


それではお待ちかね気になる第1位・・・・・
それは・・・!!

第1位、ラグビー男女共にオリンピック進出決定

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ラグビーのニュースです!!やっと明るいニュースです!とにかく明るいです!


先日、男子ラグビー日本代表が南アフリカから歴史的な勝利を遂げたのは記憶に新しいと思いますが、それに続き男女ともに日本が7人制ラグビーでオリンピックに出場を決めたのです。

僕が小学校・中学校でラグビー部だったこともありますが、純粋にラグビーという日本がめちゃくちゃ弱かったスポーツが今こうして世界を舞台に闘っている。そして2019年日本で開かれるラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピックを前にこうしてラグビー界でも JAPANの名を轟かせている。それだけでとっても嬉しいことなのではないでしょうか。

2020年まであと4年。「まだ4年」でしょうか?「もう4年」でしょうか?

いや、実際やばそうですよね、4年って。工事とか間に合わなそうだし、エンブレムも決まっていないという現状は非常にやばそう・・・・

ほとんどの人がそう考えるでしょうし、実際やばい部分も多いと思います。

でも僕はオリンピック・パラリンピックがめっちゃ楽しみです。お母さんが生まれた年1964年以来の東京でのオリンピックの開催。(お母さんこんなところで歳を公開してしまってすいません。)世界最大のスポーツの祭典がここ東京にやってくるんです。こんな楽しみなことはないです。
僕だけじゃないはずです。小さいころテレビで見ていたあの世界的な祭典が。時に嬉しさや悔しさや、憧れや希望を与えてくれたあの祭典が日本に、東京にやってくるんです!

今オリンピックっていうとはじめの2つのニュースのように、問題がイメージにあがると思います。楽しみという気持ちより不安を抱える人の方が多いかもしれません。そもそも何も思わないという人が一番多いのも現実でしょう。

でも僕ら若者は特にもっと先の日本を見ていなければいけないと思うんです。オリンピック後の日本、オリンピック後の「日本文化」との関わり方だったり、オリンピック終わった後の宿の東京に増えた宿泊施設の使い方などなど・・・・

2020年、嫌でも日本には観光客向けの施設は増えるし、訪日の外国人は桁違いに増えてきます。生活にもオリンピック・パラリンピックは深く関わってくるでしょう。

その中で今は出てくる問題の端々を叩いて楽しんでいる場合じゃないと思うのです。もちろんアクションを起こせるなら少しでもこのオリンピックが良い方向に向かうようにアクションを起こすべきでしょうし、もしそうでないのなら楽しみに待つだけでもいいと思います。ただ、僕らの、そして日本の1ページに大きく刻まれるであろう、この2020年という時を自ら汚してしまうほど残念なことはないのではないでしょうか。

僕は2020年が本当に楽しみです。楽しみで待ち遠しいです。
そういう意味では「まだ4年」なのかもしれません。

 

ライター

久保 直生(くぼ なお)

青山学院大学国際政治経済学部2年生。『若者の声を駆り立てることで、2020年以降の日本の未来を形作る』ことをミッションとする団体、PLANpicの創設者という顔を持つ。

seizee編集部

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当メディア『SeiZee』の編集部です。
「読んだらちょっと、考えちゃう」をテーマに記事発信しています。

昨年末から、モスク、競馬場などへのインタビューに力を入れています。

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