あなたの「性別」数えたことありますか

はい!突然ですが質問です!!

自分の性別

皆さんは性別、いくつ持ってますか?

この質問って実は、「答え」はあっても「正解」はないんです。

 

あらためましてはじめまして。Yです。

将来の夢は愛と性の伝道師です。

今回は「性別」を皆さんと数えてみようと思います。

さて先ほどの質問ですが、

私が知っているだけでも「答え」は

0~7か8くらいまで幅があり、これは人によって違いうるんですね~。

この仕組みを整理するために、性別の種類を4つご紹介します。

*戸籍上の「性別」

戸籍上の性別というのは、出生届けや保険証に記載される公的な性別のことです。日本だと「男」または「女」のどちらか一つですよね。

オーストラリアなど、国によっては「不特定」や「保留」を選択できるため、戸籍上の性別が「ない」と捉えることができる場合もあります。

*肉体(生物学)的な「性別」

肉体的な性別はいわゆる保健の教科書で学ぶ「男の体」「女の体」などの、どの特徴を受け継いでいるかで決める性別です。1000人のうち999人くらいは、生まれた時点で一つの性別をお医者さんがすぐに割り当ててくれます。

残りの1人は染色体と体の特徴が他と食い違っていたり、両方の性の特徴を持っている「インターセックス」「半陰陽」と呼ばれる人たちです。正式にはDSD(性分化疾患)といい、体の性の数え方は専門家によっても捉え方が違うため「性がない=0」「男でも女でもない性=1」「男でもあり女でもある=2」の可能性があります。

*自分のアイデンティティとなっている「性別」

「自分は男だろうか?女だろうか?」と自問した時に、自分自身がしっくりくる性別が「アイデンティティとしての性別」です。このとき自分がどっちか、を考えるときに思い浮かべる性の在り方が「ジェンダー」[1]と呼ばれるやつです。大体の人は、ジェンダーを思い浮かべなくても肉体の性別が自分の性別でしょ、ってことにしっくりきますし、上に書いたDSDの方も多数の人は『自分は男だ/女だ』と判断しています。

「え、体で判断されてる性に納得いかないんだけど」「ていうか性別とか自分に関係しないんだけど」と考える人たちは「トランスジェンダー」と呼ばれます。また中には「Xジェンダー=自分を男でも女でもない性」だと自認する人もいます。

それと、人によっては数年ごとに自分の思う性別が変わることもあるようです。

*社会的な「性別」

いわゆる外から見た「ジェンダー」のことです。これは、ファッションや立ち振る舞い、その「社会」での人との知り合い方などによって決められていきます。

人によっては、アイデンティティそのままの性別を表現できないこともあります。カミングアウトする前のはるな愛さん[2]が分かり易い例でしょうか。

また、

学校では女、家族のいる家では男、セクマイ[3]仲間同士ではXジェンダー

みたいな感じで、周囲の人に合わせて同時に複数のジェンダーを使い分けている場合もあります。

 

こうして分解してみると、一言で「性別」っていってもなかなか奥が深いですね。

ちなみにさっきの答え、

私は

アイデンティティの性=生物学的性=戸籍の性=みんなが思う私の性=女(だと思う)

なので 1 だと考えています。

皆さんの答えはいくつでしたか?

 

[1]生物学的性別や性差を意味するセックスsexに対して,社会的文化的に作られた性別や性差を意味する言葉。〈 男らしさ〉〈女らしさ〉など,社会通念において一般的な固定的な性別観・性差観を意味することもある。 1970年代において,心理学や社会学において使用されはじめ,80年代においては,女性運動(女性解放)や女性政策において,広く使用されるようになった。(コトバンク)

[2] トランスジェンダーを公言するタレントさん。彼女が家族にカミングアウトしたのは19歳前後の時であったため、それまでは生物学上、戸籍上の性別である男としてふるまい続け男子校にも通っていました。

[3] セクシュアルマイノリティの略。この記事でいうとトランスジェンダーやインターセックス、Xジェンダーのことを指します。他にもいろんなパターンがあります。

Y

Y【文化, 社会もしかすると政治・法】

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いろんな意味で境界上にいます。私の切り取った世界の一部が誰かの気づきや救いのきっかけになればいいなと思っています。
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