【夏休みに読もう!】つくりませんか、思わぬ出会いと新たな思い出

夏休みに読んでもらいたいオススメの本紹介、いぇーいということで、こんにちは斉藤です。

 

まず、皆さんこれまでに読んだ本の中から「面白かった気がする3冊」を頭の中に思い浮かべてみてください。

 

私もいま思い浮かべてみると、『三国志』、『精霊の守り人』、『星の王子さま』が出てきました。『三国志』と『精霊の守り人』は単巻ではなく、シリーズものですので、「3冊」じゃないですけど。これはおもしろかったな、と本当に思います。

 

さて、皆さん、3冊思い浮かべましたか? 私がオススメしたい本は、皆さんが思い浮かべたその3冊です。それらを読んでから時間が経っていればいるほど良いのですが、読み直してみると感じるところがだいぶ違うと思うんです。私はたまーに昔読んだ本を読み返すのですが、全然違う発見があって本当に興味深いのです。とりわけ、上の3つは素晴らしいですね。『三国志』は、人生・戦略・心理と言って部分でおもしろいですし、守り人シリーズは、人類学・宗教学あるいは神話といった点から極めて興味深いですし、『星の王子さま』に関しては読むたびに別の点でハッとさせられます。実はこれ以外の本でも同じことが起きます。

 

というのも、それを前回読んだ時と今では私たちの知識や経験、思考の幅が大きく異なるからです。そのため、読み取れること、感じること、わかることが変わってくるからです。本当に昔読んだものを読み返すということがオススメです。

 

みなさんの心の中に浮かんできたその本にもう一度会いに行ってみてはいかがですか。

 

と、ここで筆を止めたいのですが、640字だとさすがに編集部から突き返されそうですね。「紙幅あまりすぎだ、ゴラァ」と。編集長怖い人なので。

 

1.プラトン『国家』(上下)

言わずと知れた古典プラトンの『国家』とオススメしてみようと思います。正直に言うと、あまり私は好きではありませんし、イライラもしました。

 

2.R.A.ダール『デモクラシーとは何か』

イェール大学で政治学講義を受け持ち、アメリカに優秀な政治学者を数多く育て、アメリカ政治学の父といっても過言ではないダールの『デモクラシーとは何か』をオススメします。入門用にちょうどいいと思います。エッセンスも含まれているために極めて民主主義論を始める1冊として良いものです。

 

3.ハンナ・アーレント『人間の条件』

間違いなくいいものですが、難しいですし、読解することは骨が折れます。入門書や概説書がたくさん出されていますので、そちらを1冊読んでみるのもいいと思います。ちなみに私は亀喜信『ハンナ・アレント‥‥伝えることの人間学‥‥』から入門しました。今でもたまに読みます。あるいは、岩波書店の『岩波講座 政治哲学5 理性の両義性』の中の森川輝一氏の論文も分かりやすく、オススメです。

 

 

 

斉藤亮太【思想・哲学・宗教、政治、文化】

投稿者の過去記事

私に「社会不適合者だ!」と言ってくる人がいますが、それならば社会が私に合わせればいい。え? 合わせられない? そんなに能力低い社会なら変えないとねぇ。
座右の銘「まず疑ってかかるのが科学です」ー

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