「pepper」-ロボットがアルバイト!?

昨今話題になっている「pepper」というロボットをご存じだろうか。

Pepperは、ソフトバンク社がフランスのAldebaran社と共に開発した最新ロボットである。Aldebaran社の公式説明では、以下のように説明されている。

このロボットは、対話を通じて人々を幸福にするよう開発されました。 Pepperは感情を理解するロボットですが、食器を洗う、掃除機をかけるなどの家事において人々を補助する機能は持ち合わせていません。 Pepperは人々の成長を助け、生活を改善し、関係を深め、共に楽しみ、何らかの役に立ち、外の世界とつながりを持てるようにします。 開発者コミュニティが新たなコンテンツや用途を開発するごとに、Pepperは成長していきます。(https://www.aldebaran.com/ja/puresu/peppertoha

 

このロボットは人間の表情と声から感情を推定する感情認識機能を搭載しているうえ、ロボット自身が感情を生成し表現する「感情エンジン」や、集合知によって進化するクラウドAIを採用するなど、まるでSFの世界に出てくるような「人間と会話できるロボット」の最先端として注目されている。また、本体価格が198,000円と比較的安いこともあり、今後の技術の発展を考慮すれば「ロボットがある家庭」が一般的になる日もそう遠くないだろう。ちなみに一般向けの販売は6月20日に1000台限定で受け付けたところなんと1分で売り切れていたが、再び7月販売分として1000台の申し込み受け付けが7月31日午前10時からWebサイトでスタートされる。

もっと面白い話もある。Pepperはもちろん法人向けにも販売されるのだが、6月17日に行われた記者向け発表会では、さらに手軽にPepperを利用したいという企業向けに、ティッシュ配りや受付業務に従事する「アルバイト」としてpepperを貸し出すサービスが告知された。

このときに「レンタル料」ではなく「時給」という表現が使われたことで話題になったが、「時給」1500円でティッシュ配りや受付、販売などの業務を任せることが可能 とされている。依頼内容によってアプリなどがカスタマイズされたPepperを雇用できるということで、人目を引く役割を期待する企業も多いだろう。このアルバイト派遣のサービスは7月1日から始まっており、今後参加企業や配備地域も増えていくことだろう。街角でpepperを見かけることがあるかもしれないと思うと、少し楽しみな気分になる。

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今までは空想であった「ロボットのいる日常」が現実味を帯び始めている。倫理面や技術の応用などで注意すべき点も出てくるかもしれないが、今のところは純粋に楽しみながら成り行きを見守ってみたいと思う。

画像はpepper公式facebookページより引用(https://www.facebook.com/PepperRobot)

seizee編集部

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